貢献

10日、ジュニア選手権・日大戦。3トライで勝利に貢献したのが4年生FB水谷彰裕選手。特に後半26分、
36分のトライは持ち味のキレ味鋭いステップワークでディフェンスを翻弄して奪ったもの、笑顔で
振り返ります。

「三井さん(コーチ)からもボールタッチの回数を増やすことを個人的に言われていました。(前半は)
自分がもらいたい形ではもらえてなかったので、後半は自分で行こうという意識で行きました。強みは
トライするところと自分でも思っているので、結果3トライということでアピールできたと思います。」

ラストイヤーはケガが重なり、復帰した夏合宿でまた離脱…それでもコーチや同期に励まされ、
気落ちする事はなかったと話します。

「キャプテンの(佐藤)真吾と仲良いのですけど、『絶対もう一回試合(チャンス)はあるから。』
と言ってくれていたので、モチベーションが切れることはなかったですね。」

10月下旬に東海大C戦で復帰してこの日が2戦目、残されたチャンスが少なくなっても他の4年生同様に
アカクロへの思いがブレる事はなく、早慶戦、早明戦でのメンバー入りを目指します。高いレベルを
求めているだけにこの日の3トライで満足する事はありません。

「前半1コ、いい形でもらえたところでノックオンがあったり、あと自分が抜ける時は一人余って
いて、自分が勝負している時が多かったです。相手と3対3とかで揃った時に逃げのプレーが多くて
自分で勝負できてなかった部分もありました。」

試合を通じて80分トータルで勝負を仕掛け切れなかった事を悔やむとともにプレーの細部に拘ります。

「仲間がキャリアになった時のブレイクダウン、僕の姿勢が高くてターンオーバーされかけた時が
何回かあったので、自分がキャリアじゃない、ボールを持っていない時の動きを増やしていく事も
課題です。」

最終学年は100周年プロジェクトのメンバーとして、学生中心での集客活動にも従事。北風祭では
実行リーダーを務め、サークルや学生団体との繋がりを深めるなど、多くの観客に試合会場に足を
運んでもらいたいと様々な活動に奔走、チームを盛り上げる活動にも貢献します。フィールド内外で
動き続けて、最後は自らがプレーで荒ぶるに貢献したいと残された日々に全てを懸けます。
【鳥越裕貴】



後半26分、豪快にインゴールにダイブ、トライをあげるFB水谷彰裕選手。ディフェンス面でも
奮闘。「バックスリーのコーチの長井さんと密にコミュニケーションを取っていて、一番良いのは
自分がタックルしないで、コミュニケーションでカバーして、最後抜けてきたところを仕留める
イメージを持っています。それが今日は抜けてきたところを1コ止めれたのは良かったかなと。」

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