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対抗戦Bに所属する青山学院大との定期戦が上井草グラウンドで行われた。試合開始からNO.8河原﨑務、SO松井一樹らが裏に抜け出し、再三チャンスを作り出す早稲田であったが、二次、三次とフェーズを重ねていくうちに、ハンドリングが乱れ…ペナルティが出て…と得点に結び付けられない展開。ようやくの先制は18分、一次攻撃でCTB中西康ががむしゃらに足をかいてゲイン、ラックから左へ持ち出しNO.8河原﨑務（この日再三のゲインで勝利に貢献）がタックルを軽快にかわして左中間に飛び込む。21分に相手にワンチャンスをモノにされて同点トライ（ゴール前モールサイドを崩される）を許すものの、早稲田の優勢は変わらず。が、序盤同様に単発でのゲインは再三あるものの、後が続かず得点は上げられず7-7の同点で前半を折り返す。後半、両チーム決め手がないまま迎えた19分、スクラムから8単を仕掛けたNO.8河原﨑務がビッグゲインしてラストパス、フォローのLO土屋鷹一郎がそのまま追走を振り切って右隅にトライ、一発でトライをあげると再び同点に追いつかれた（26分、モールからショートサイドを狙われる）直後の28分、キックオフからLO土屋鷹一郎が猛然とタックル、ターンオーバーに成功するとSO松井一樹が抜け出して左隅に決勝トライ、圧倒的に得点チャンスを得ながらも3トライに終わる内容も勝利だけは手放さず、この対戦の無敗記録を継続した。
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 （写真） 前半18分、先制トライをあげるルーキーNO.8河原﨑務。この日再三のゲインで勝利に大貢献 |
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早稲田大D 33-19 シャークス 【写真館】
トップイースト・横河武蔵野Bチームを上井草に迎えての一戦はキックオフボールのこぼれ球を確保すると左に大きく展開、ラック連取からポッカリと空いた密集サイドをCTB坂井克行が駆け抜けて先制のノーホイッスルトライ。更に7分、敵陣スクラムからショートサイドをCTB坂井克行が一発で抜き去って連続トライ。幸先の良い入りを見せたものの社会人の強い接点に苦しみ、試合は徐々に横河武蔵野ペース。18分、自陣ゴール前ラインアウトからFWサイドを執拗に攻められトライを献上。更に36分にも自陣ゴール前ラインアウトモールからディフェンスが薄くなったサイドを突かれてトライ、同点に追いつかれる。それでも前半ラストプレー、敵陣ゴール前ペナルティで（PGを狙わず）スクラムを選択、再びショートサイドでボールを受けたCTB坂井克行が1対1を制してトライ（2本目のVTRを見るかのよう…）、コンバージョンを含めて21得点すべてを坂井が上げる大活躍で21-14とリードして前半を折り返す。後半に入り、ペナルティ連発で自陣での戦いを余儀なくされるとゴール前FW戦で徐々にディフェンスの枚数が減っていくところを相手に突かれて同点とされる。苦しい展開ながらも23分、相手チップキックを拾ったSO松井一樹がゲイン、ラックから大きく余った右サイドへ展開、右WTB下平泰生がゴール前まで迫ると、がら空きのラックサイドをHO吉村陽介が走り抜けて勝ち越しトライ、この後も相手の猛攻にされながら、相手の拙攻（大外、あと一本パスが通ればトライという場面が何度も…）に助けられ、迎えたロスタイム、相手のパスが乱れたところをCTB中西康が足にかけてゴール前に攻め込み、最後はLO土屋鷹一郎がラックサイドを抜けてトライ、少ないチャンスを生かして33-21と接戦をモノにした。 |
 （写真） 前半、CTB井上から絶妙のタイミングでパスを受け裏に抜け出るCTB坂井克行 。前半は全21得点をあげる大活躍。 |
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タマリバクラブを上井草に迎えての練習試合。前半5分、自陣でブレイクしたCTB坂井克行が一気に敵陣に攻め込み、最後はWTB丹羽弘旭が余裕を持ってグラウンディング、幸先良く先制する。しかしこの後は、展開してはパスワークが乱れ、突っ込んでは一人目が簡単に倒れてしまいサポートが間に合わず…と攻め手を欠く。（SO村田賢史が再三駆使したディフェンス裏へのキックも効果的にはならず…）逆に30分に同点とされるとハーフタイムを挟んだ後半5分には相手のチャージから大外展開、11分には見事なピンポイントキックパスを決められて連続トライを献上、点差を広げられる（この後26分にもトライを献上）。後半も前半からの悪い流れは変わらず、淡々と時間だけが過ぎていく展開となり、反撃に転じたのは後半30分過ぎ。34分ターンオーバーから大外に運んでWTB大塚悠介が独走、最後は追ってきた相手に捕まるもののサポートのCTB下平泰生へと繋いでトライ、さらに40分にも右展開からFB黒澤健が抜け出てWTB大塚悠介へラストパス、大塚がそのまま中央まで回りこんでトライ、連続トライはいずれもドロップキックでコンバージョンを狙うなど勝負への拘りは見せたもののこのトライでノーサイドの笛。全体的に元気のない、らしさを欠いた戦いでタマリバクラブに敗れた。
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 （写真） 後半、インゴールに転がったボールに飛び込むWTB大塚悠介。惜しくも相手の方が早くトライならず…。 |
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早稲田大C 46-26 慶應義塾大C【写真館】
早稲田大D 17-27 慶應義塾大D【写真館】 Jr選手権準決勝、ライバル慶応義塾をホーム上井草に迎えての一戦はキックオフボールをキャッチして敵陣深く攻め入る最高の入り。慶應のタッチキックが精度を欠いたのも手伝って、序盤は敵陣で攻め続ける。何度も慶應ゴールラインに迫りながらもトライには至らず…そうこうしているうちに逆に23分カウンター一発、個人技でディフェンスを切り裂かれ先制トライを献上する。悪い流れを断ち切る早稲田の反撃は前半33分、左ラインアウトモールを押し切ってHO小原健嗣が同点トライをあげると、ハイパント合戦をLO星野泰佑、CTB内山竜輔の好キャッチで制してエリアを優位に取り、再び敵陣へ。前半終了間際の42分、慶應ゴール前相手スクラムで8単で持ち出した相手に襲い掛かりターンオーバーに成功すると、密集サイドをPR伊藤平一郎が飛び込んで逆転、圧倒的にエリアを支配した前半を12-5と勝ち越して折り返す。後半も前半同様、エリアを早稲田が取って優位に進める展開（後半も慶應のキック精度の拙さに助けられる場面多々）。前半と比べ、テンポ良い連続攻撃が見られるようになるものの仕留めのフェーズでペナルティ、ハンドリングエラーと得点があげられない状況は変わらず…（後半22分には比較的優しい角度からのPGを外す…）。重苦しいムードを打開したのは後半28分、ラック連取からSO吉井耕平の絶妙のリターンパスを受けたFL清登明がディフェンスを切り裂くと一度はタックルに倒れながらも再び起き上がってポスト真下にダイブ。19-5と安全圏に逃げ込むと慶應の反撃を後半ロスタイムの1トライに封じて19-10で勝利したアカクロ予備軍はJr選手権3連覇を賭けて1stフェーズで敗れている帝京と13日秩父宮で対戦する。 |
 （写真） 後半28分、ディフェンスを振り切って試合を決定付けるトライをあげるFL清登明 |
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早稲田大D 0-55 東海大D 【写真館】
リーグ戦で優勝に王手をかけた東海大を上井草に迎えてジュニアチームの練習試合が行われた。Cチームマッチは前半9分、カウンターアタックからショートパント、それを拾ったFB黒澤健が左タッチライン際を前進、出来たラックから右に振るとLO松渕真哉がスピードで相手タックラーを振り切って、中央突破そのままインゴールに飛び込み、鮮やかに先制する。23分にもハイパントの落下地点に怒涛のラッシュ、ターンオーバーから左に大きく振ってラック、右への折り返しからCTB下平泰生が抜け出て（FBも鮮やかなステップワークで置き去り）トライと試合の主導権を握る。この後、約5分間自陣ゴール前に釘付けにされた時間帯をペナルティを重ねながらもインゴールは明け渡さず耐え切り（FW戦で相手がオブストラクションの反則）、前半を14-0で折り返す。後半に入り7分、キック処理から左サイドに大きく振ってWTB岩澤慶吾がゴール前に迫ると、CTB中西康が判断よくパスアウト、走りこんできたLO松渕真哉が目の前に拓けたスペースに飛び込んで後半も先手を奪うと16分、相手のパス回しに思い切りよくHO吉村陽介が飛び込んで仕留め、あっという間のターンオーバー、無人のスペースに蹴りこんだボールを相手との競り合いを制したCTB下平泰生が拾って駄目押しのトライ、この後2トライを返されるものの26-12で夏合宿のリベンジ達成。ターンオーバーから2つ、カウンターから2つ、合計4つのトライはディフェンスから切り返す今年のワセダらしいトライだった。先立って行われたDチームマッチは前後半あわせて9トライを献上、攻撃でも相手の分厚い防御を崩すキッカケすら作れず、0-55と完敗した。 |
 （写真） 前半9分、ディフェンスを抜け出て先制トライをあげるLO松渕真哉。復帰戦で格の違いを見せ付けた。 |
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早稲田大C 17-17 帝京大C 【写真館】
早稲田大D 0-52 帝京大D アウェイでのJr選手権・帝京大戦、試合の立ち上がりは前日の秩父宮のビデオを見返すかのよう。帝京FWのブレイクダウンでの執拗な絡みとキックを効果的に織り交ぜる組み立ての前にテンポを上げられず。11分、FKからこの日初めてリズム良くボールを繋ぎFL清登明のゲインなどでゴール前に迫るものの仕留めのところで倒れこみ、チャンスを逸する。試合はともに無得点のまま時間だけが経過し迎えた28分、帝京のパスをインターセプトしたSO村田賢史が独走トライをあげて先制する。この後も風上を生かしたSO村田賢史のタッチキックで33分、37分と敵陣深く攻め入るものの直後のラインアウトが乱れて得点に繋げられずに終わると前半終了間際の41分、逆にゴール前右ラインアウトモールからFWでねじ込まれてトライを献上、7-5で前半を折り返す。風下の後半はペナルティが重なり、自陣での戦いを強いられる苦しい展開、12分のPGで逆転を許すと17分には再びゴール前でペナルティからFWで押し込まれてトライを献上する。直後のキックオフをSH櫻井朋広の猛タックルでターンオーバー、LO星野泰佑がゴール前まで迫るもののこのチャンスも生かせず…。後半唯一といってもいいチャンスを逃すとこの後も帝京のディフェンス網を攻略する糸口を全く掴めず（蹴っては蹴り返され、仕掛けては帝京の分厚いディフェンスに阻まれ…と攻め手が完全になくなる…）、自陣に押し込められたままノーサイドの笛、7-15で完敗した。 |
 （写真） 前半28分、インターセプトから独走で先制トライをあげるSO村田賢史。ワセダサイドが唯一沸いた場面。 |
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早稲田大C 7-39 関東学院大C 【写真館】
早稲田大D 31-24 関東学院大D 【写真館】 アウェー釜利谷に乗り込んで行われた宿敵・関東学院大とのJr選手権。強風が絶えず吹き抜ける中での一戦、風上の前半は圧倒的優位に試合を進める。ゴール前まで攻め込みながらもペナルティでチャンスを逸する→関東のタッチキックは風に押し戻されて再び敵陣でチャンス→ゴール前まで攻め込む…の繰り返し、相手をロープ際まで追い詰めながらも得点を奪えない時間帯が続き、前半をスコアレスの状態で折り返す。風下の圧倒的不利が予想された後半、それでも先制は早稲田。3分、強風に煽られたハイパントが、キック処理に入った相手BKの目測を狂わすとこぼれたボールをCTB宮澤正利が確保。左へ展開してラックを形成すると、SH櫻井朋広-CTB宮澤正利の桐蔭花園準Ｖホットライン（ドンピシャでボールを受けた宮澤がインゴールにダイブ！）でついに関東のインゴールを陥れる。直後の5分、相手WTBが仕掛けてきたところにタックルで次々と襲い掛かりターンオーバーに成功するとガラ空きのブラインドサイド、タッチライン際をFL清登明が独走トライ、12-0と試合の流れを引き寄せる。この後、風下の自陣に押し込められて苦しい時間帯が続くものの25分、ディフェンスでプレッシャーをかけてこぼれたボールをCTB宮澤正利が拾い、相手と入れ違って抜け出すとパスを受けたCTB牛房佑輔が追走する相手をハンドオフで突き放してインゴールへ。勝負を決定付けるトライで関東を突き放すと、この後関東の反撃を33分のトライ1つに封じ込めて快勝した。前後に行われたCDマッチでは先陣を切ったDチームがSO吉井耕平の2トライ2アシスト（絶妙のキックパス×2！）の活躍で31-24で勝利するも、3タテを狙ったCマッチは相手に接点でことごとくターンオーバーを許す展開で圧倒されて7トライを献上、CTB内山竜輔のインターセプトからの独走トライで1トライで一矢報いるのがやっとだった（7-39）。 |
 （写真） スピードに乗って相手を振り切るCTB牛房佑輔。勝負所で見事な独走トライも見せた。 |
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早稲田大D 43-31 立正大D 【写真館】
上井草グラウンドの天然芝養生期間であるこの時期恒例のアウェイでの練習試合。熊谷・立正大グラウンドでの立正大とのCDジュニアマッチ、先陣を切ったCチームはいきなりの先制パンチ。キックオフキャッチから仕掛けたNO.8原野陽亮がいきなりのビッグゲインでチャンスを作ると最後もその原野が仕留め、開始50秒のノーホイッスルトライで先制すると、4分自陣から果敢に攻めるSO松井一樹のビッグゲインから（ペナルティを挟んで）最後はゴール前密集の混戦を潜り込んでトライ（誰がトライしたか確認できず…）、6分左サイドをFL渡辺千明、LO大川秀平らで攻略、チャンスを作ると一度はグラウンド右端まで運んだボールを素早く左サイドへ、最後は再びLO大川秀平が左隅に飛び込んでトライ。自陣からでも積極的にボールを動かすゲーム運びで完全に主導権を握ると18分、中盤でのペナルティからの速攻でFL武田佳明が持ち前のスピードで抜け出て独走トライ。26分、ラックをテンポ良く連取、FB飯田貴也が拓けたスペースを駆け抜けてトライ。29分にもFB飯田貴也、NO.8原野陽亮のコンビで防御を崩しきってNO.8原野がトライ、前半だけで6トライ、38-12で前半を折り返す。双方メンバーを大量に入れ替え臨んだ後半（立正は9月のJr選手権メンバー22人中13人が前後半を通じて出場。早稲田は当初Dチーム出場予定メンバーが後半から出場）は、一転まったく別の試合にとなり、自陣に釘付けの時間帯が続く。それでも28分、カウンターから右サイドを途中出場CTB牛房佑輔が攻略、最後はCTB後藤隆太が抜け出てトライ。37分、ターンオーバーから右へ展開、余ったWTB大谷暢がトライ、39分にもペナルティから攻めてSO吉井耕平のリターンパスを受けたFB飯田貴也がダメ押しトライ、守勢に回りながらも30分過ぎから要所でトライを重ねて57-26で勝利した。続いて行われたDマッチではCTB牛房佑輔が大爆発、一人異次元の走りで前半40分のみの出場で5トライの大活躍。前半の貯金（36-17）をメンバーを入れ替えた後半も守りきって43-31で勝利した。 |
 （写真） 前半、一瞬の隙を突いてラックサイドを抜け出るルーキーSH西橋勇人 |
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早稲田大C 46-27 明治大C 【写真館】
Jr選手権第二戦、宿敵・メイジを上井草に迎えての一戦は前半5分、No.8松渕真哉のターンオーバー→FL清登明のブレイク→CTB宮澤正利のピンポイントロングパス→WTB中靍隆彰のスピードと見所満載の先制トライで幸先良くスタート。10分にはゴール前ラインアウトモールを押し込んで加点、10-0とリードを奪うもこの後、攻め込みながらもノットリリース、ノックオン…とタテ続けに攻撃権を手放す展開。28分こそ、再びモールを押し込む（直前のCTB宮澤正利のハイパンスーパーキャッチが起点！）ものの、19分、37分とメイジFWの圧力に屈して前半を17-10と試合の入りからは意外なほどの僅差で折り返す。後半は4分、ワセダ。8分、メイジ。15分、ワセダ。18分、メイジ…と文字通りのシーソーゲーム（ワセダの2トライはいずれもペナルティ→ゴール前ラインアウト→モールで奪ったもの！）…29-24と1トライ差で迎えた26分、カウンターからCTB宮澤正利が左タッチライン際をビッグゲイン、相手ディフェンス最後の砦の頭上を越えるキックで裏に出るもインゴールで惜しくもバウンドがあわず…。更に27分、相手ゴール前の好機でSO村田賢史がインゴールにゴロパントを転がすもデッドボールラインを越える…。2つのビッグチャンスを逃した直後の29分、敵陣好機でのスクラムをターンオーバーされると流れはイッキにメイジへ。30分同点トライ献上→直後のワセダキックオフがダイレクト→39分カウンターからド真ん中を一気に切り返されて勝ち越しトライ献上…とこの試合初めてリードを許す。ロスタイムにかけてゴール前ラインアウトモールで勝負を挑んだものの最後は痛恨のターンオーバーで万事休す…春からのBチームの連勝記録は9でストップした。また先立って行われたCチームマッチでは前半を3トライをあげて17-5とリードして折り返すと後半も5トライを追加して46-29。こちらは連敗を4で止める快勝だった。 |
 （写真） 後半、相手ディフェンス2人に挟まれて突破を阻まれるFB井上隼一 |
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早稲田大C 7-48 慶應義塾大C 【写真館】
早稲田大D 55-29 慶應義塾大D 【写真館】 Jr選手権開幕、上井草にライバル慶応義塾を迎えての対戦は前半3分、相手の中途半端なキックからカウンターアタック、大きく左に振って最後はFL村木俊貴が先制トライ。更に16分、FB井上隼一が足にかけたボールに猛然とラッシュ、慶応ゴール前でターンオーバーに成功すると素早く右へ展開、最後はLO星野泰佑が余裕を持ってグラウンディング、点差を広げにかかると31分には左ラインアウトからラックを重ねて最後はCTB内山竜輔が右隅にダイブ、前半終了間際の43分にもスクラムを起点に左へ右へ、最後はSH櫻井朋広のピンポイントパスに素晴らしいスピードで飛び込んできたCTB宮澤正利が弾丸のようにインゴールへ（この日一番のビューティフルトライ！）、慶応の足元に飛び込んでくるタックルに苦しめられながらも要所で得点を重ねて28-0で前半を折り返す。後半、キックオフから慶応の猛攻に自陣釘付けとなりながらもこの時間帯を凌ぎ切ると12分、SO村田賢史のライン裏への絶妙のキックからCTB宮澤正利が好チェイス、相手を潰すとこぼれ球を拾ったCTB内山竜輔-SO村田賢史と繋いでトライ、更に32分にもゴール前左ラインアウトからモールを押し込んでダメ押しのトライで38-0、Jr選手権3連覇へ好スタートを切った。この試合に先立って行われたCDマッチはDチームが前半の劣勢を跳ね返し、後半開始の20分間に怒涛の5連続トライと畳み掛けるド派手な逆転劇で連敗を脱出（55-29）したもののCチームはFW、BKともに圧倒され、後半25分にFB飯田貴也のトライで一矢報いるのがやっと…7-48の完敗に終わった。 |
 （写真） 前半、相手FBとの1対1、切れ味鋭いステップワークで勝負を挑むルーキーWTB中靍隆彰。トライこそなかったものの上井草を十分に沸かせた。 |
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早稲田大B 33-21 東海大B 【写真館】
夏合宿を締める東海大戦。4分、ファーストスクラムを落とし、ペナルティを与えるとラインアウトモールから一気に雪崩れ込まれて先制を許す。この後、マイボールラインアウトの確保に苦戦、攻め込んではノックオンと重苦しい展開。29分、カウンターアタックから繋いで最後は、CTB村田大志からパスを受けたWTB中濱寛造が相手の追走を振り落としてトライ、ようやく同点とする。しかしそれも束の間、34分自陣深くでのラインアウトを失うとFWラックサイドを崩されてトライを献上。更には直後のキックオフから一気に攻め込まれて、ゴール前に釘付けとされると39分、ラインアウトモールからトライを献上とタテ続けにインゴールを明け渡し、7-19で前半を折り返す。立て直したい後半、キックオフからNo.8大島佐利が切り返したところでボールをファンブル、逆に一気にゴール前まで攻め込まれるとまたもラインアウトモールからサイドを破られてトライを与え7-26。この試合最大のリードを許す苦しい展開にも早稲田はここから反撃開始。5分、ゴール前右ラインアウトモールを起点にSO山中亮平-CTB村田大志でポスト左に飛び込むと、7分（相手のキックオフミスによる）センタースクラムを起点に二次攻撃でSO山中亮平-No.8大島佐利でブレイク、そのまま相手FBを見事なステップワークでかわしてトライと詰め寄ると、14分、中央左ラインアウトをクリーンキャッチ、逆サイドまで大きく振ってFB田邊秀樹が一気にゴールライン間際まで迫ると、ゴール前ド迫力で走りこんできたLO中田英里が力でディフェンスを押し込んでトライ、ついに逆転に成功する（28-26）。一気に突き放したい早稲田であったが、ここからはリードが目まぐるしく入れ替わる激しいシーソーゲームに。東海がFW陣のパワーを前面に出して20分、27分とゴール前ラインアウトモールを起点にトライをあげれば、早稲田は22分、タッチからのクイックスロー、BK陣の素早いライン形成から一気に敵陣に攻め込むと、最後はFL山下昂大がギャップを突いてトライ。35-38で迎えた後半32分にはゴール前スクラムからFL中村拓樹がポスト右に飛び込んで42-38、この後東海の射程圏内に入れないよう慎重にエリアマネジメントして、相手陣で過ごしてノーサイドの笛、激しいノーガードの打ち合いを辛くも制した。先立って行われたBチームマッチは風上の前半、WTB中靍隆彰の2トライなどで効果的に点数を重ねて19-0とリードを奪うと後半は東海のFW戦に苦しめられながらも、WTB中靍隆彰が2トライを追加、33-21で逃げ切った。 |
 （写真） 後半22分、逆転トライをあげるFL山下昂大。2年生ながらよく声を出してFW陣を盛り上げた。 |
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早稲田大B 28-19 帝京大B 【写真館】
法政戦から中2日、夏合宿第二戦は帝京と対戦。（早稲田ボールの）キックオフを確保し敵陣にまず入り込むと2分、FKから仕掛けてラックを重ねると最後はSO山中亮平がカットイン、相手に捕まりながらも体いっぱいに伸ばしてグラウンディング、幸先良く先制する。この後は帝京のキック主体の戦術に自陣での時間が長く続きワセダにとってはイヤな流れとなるが、この状況を打開したのはNo.8大島佐利。21分、自陣でのスクラムから8単でブレイク、ビッグゲインを見せるとこの後も、FW陣が細かく繋いで更に前進、最後はLO岩井哲史がスピードに乗って独走、相手WTBを振り切る素晴らしいランでトライ、流れを引き寄せると28分、相手ラインアウトが乱れたところをLO岩井哲史が確保、連続攻撃で最後はCTB宮澤正利のトライ。更に35分にはハイパントのこぼれ球を拾ったSH榎本光祐からHO有田隆平→WTB中濱寛造と素早く繋いでトライと24-0で前半を折り返す。（この日はルーズボールへの反応がチームとして全体的に早く、攻撃の起点となっていました。）後半に入っても、すぐの2分に自陣で相手のノックオンしたボールを拾うとそこから一気の切り返し。SO山中亮平がラインブレイクすると相手の最後の砦もステップで抜き去り独走トライ、機先を制する。が、この後が攻められてはペナルティの繰り返し（後半22分にはPR瀧澤直がシンビンとなる場面も…）、マイボールの状況でもスクラム、ラインアウトでノットストレート…と自陣に釘付け。それでも失トライは24分の1つだけと凌ぎ切ると、逆に後半終了間際の41分、ターンオーバーからSH榎本光祐-FL中村拓樹-WTB中濱寛造と繋いでダメ押し、後半の戦い方に課題は残したものの難敵・帝京を38-7と寄せ付けずに完勝した。先立って行われたBチームマッチ。前半ラインアウトが乱れ、エリアを全く取れない状態となりながらもスコア上は7-7の同点で凌ぐと、後半はダブル村田が大活躍。SO村田賢史が後半5分に勝ち越しトライをあげると、25分にはCTB村田大志（アタックで圧倒的存在感！）のトライ。終了間際の40分にもSO村田賢史の突破→CTB村田大志のトライで締めくくり、粘る帝京Bチームを振り切って28-19で勝利した。 |
 （写真） 前半2分、ゴール前でタテに切り込み先制トライをあげるSO山中亮平 |
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早稲田大B 52-10 法政大B 【写真館】
早稲田大D 22-69 法政大C 【写真館】 早稲田大E 12-45 法政大D 【写真館】 約2ヶ月ぶりのAチームマッチは菅平・サニアパークでの法政戦。7分、FKから仕掛けて順目、順目でラック連取、最後はSO山中亮平がサイドを駆け抜けて左中間に先制トライ。11分、ラインアウトからSH榎本光祐が目の前にポッカリと空いたスペースを駆け抜けてトライと相手のエリアマネジメントの拙さにつけ込んで、敵陣で試合を進める中で連続トライをあげて主導権を握る。更に18分、自陣で相手がノックオンでこぼしたボールを拾うと一気の逆襲、ラックを重ねて敵陣に攻め入ると最後はLO清水直志のランからPR瀧澤直へと繋いでトライ、25分にはPR瀧澤直が敵陣で相手キックをチャージ、こぼれたボールがHO有田隆平の胸のスッポリと収まりトライと29分に1トライこそ返されるものの26-5で前半を折り返す。後半も開始1分、FKから攻め立てゴールライン目前まで迫るとCTB村田大志がラックから持ち出し左中間にダイブ、31-5とリードを広げる。しかしこの後、法政陣に居座りながらも得点をあげられない時間帯が続くと、ラインアウトも乱れ、攻め手を失う。この後25分、41分に法政BKのスピードに対応が遅れて連続トライを献上31-21と詰め寄られる。終了間際にペナルティから怒涛の速攻、SH榎本光祐-FL山下昂大-PR瀧澤直と繋ぎダメ押しトライをあげて38-21でノーサイドの笛。後半は相手にリードを許す戦いぶりにノーサイド後の選手たちに笑顔はなかった。 |
 （写真） 後半1分、ゴール前ラックからサイド突破、ダイビングトライをあげるCTB村田大志 |
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早稲田大B 47-5 関東学院大B 【写真館】
Bチームマッチの途中で降り出した雨が本降りになった中で行われた春カントー最終ラウンドのAチームマッチ。グラウンド周囲を幾重にも取り巻くファンが見守る中（こんなに混んだ上井草は仮設スタンドが設けられた02年度のこけら落としを除くと初めてだと思います…）、開始からタッチキックがダイレクトとなったり、ラインアウトが安定しなかったりと、自陣を脱する術を失うと、12分自陣スクラムからNo.8大島佐利が持ち出したところでボールがこぼれ（拾われ）先制トライを与える。17分にもターンオーバーから一気に繋がれ連続トライを献上、0-10。ラインアウトが安定せず攻撃の起点を失いながらも20分過ぎから攻勢に転じた早稲田は22分、左ラインアウトからNo.8大島佐利、32分フリーキックから猛攻を仕掛けてWTB中濱寛造、いずれも抜けかけて、いい形になるも直前のプレーがオブストラクションの判定となる。敵陣深くで攻撃を仕掛けながらも詰めのフェーズでハンドリングエラーを連発、あと一歩のところでトライチャンスを逃す状況が続くと迎えた37分、好テンポのアタックが相手にインターセプトされて独走トライを許し、このトライで0-17。攻め込んでいた状況、そして時間帯を考えるとあまりにも重い失点で前半を折り返すと、後半も悪い流れは断ち切れず。12分、CTB村田大志のゲインから大外展開もノックオンでビッグチャンスを逃すと、この後も攻め込んではノックオン…の繰り返しで上井草がタメ息に包まれる。早稲田の反撃は終了間際の34分、相手ゴール前、ペナルティから速攻を仕掛けてNo.8大島佐利が一人で局面を打開、ディフェンスを切り裂いて意地のトライをあげるも、時すでに遅し…。早稲田はカントーを上回るチャンスを得ながらも逆に、少ないチャンスを確実に得点に結び付けるカントーのしたたかさが光る結果に…。今季初黒星を喫した早田組、リベンジのチャンスは8/16菅平、勝負の夏がここから始まる。（先立って行われたBチームマッチは攻守にカントーを圧倒、前半で5トライをたたみかけ勝負を決めると後半も2トライを追加、47-5で快勝を収めた。） |
 （写真） 前半、左タッチライン際、相手をハンドオフで突き放しゲインするWTB中濱寛造 |
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早稲田大D 22-17 関東学院大D
ライバルのホームグラウンド・釜利谷に乗り込んでの早関対決・第一ラウンド。Cチームマッチは開始4分、相手ゴール前でのスクラムにプレッシャーをかけ相手のボールコントロールを乱すと（ターンオーバー）ブラインドサイドでの1対1をWTB赤澤祐太が制して先制トライ。21分にも敵陣22mライン付近の左ラインアウトからモールを形成、そのまま20mを押し切ってトライ（HO吉村陽介）を加えるものの10分、26分とトライを献上、取って取られてのシーソーゲームとなる。30分過ぎから流れを掴んだのは早稲田。35分、ペナルティから仕掛けて敵陣ゴール前で猛攻を仕掛けると最後はCTB牛房佑輔がポスト左に飛び込んでトライ、更に40分にも相手パスミスを拾ったCTB牛房佑輔がゲイン、できたラックからSO常藤健-LO星野泰佑と繋いで（豪快に独走！）トライ、前半終了間際に突き放して26-10として前半を折り返す。勝負の後半、立ち上がりの2分、攻め込みながらもパスが乱れたところを相手に拾われて一気に80m近くを切り返される何ともイヤな形でトライを与えると更に9分にもトライを献上、15分過ぎからの敵陣での早稲田の猛攻もトライに結び付かず好機を逸すると流れは完全に関東に。31分のトライでついに26-27と試合を引っくり返される。それでも試合を捨てない早稲田は後半40分のラストチャンス。敵陣左中間スクラムからLO星野泰佑、WTB山崎智朗らが前に出てゴールラインに迫ると最後はブラインドサイドをSO常藤健が飛び込んで土壇場で逆転、この後1プレーを落ち着いて凌ぐとノーサイドの笛、4年生を中心に歓喜の抱擁の輪が広がった。この試合の前に行われたDマッチではスクラムでの劣勢から7-17とリードを許す苦しい展開も30分SH堀柊馬、38分No.8大川秀平と連続トライで同点に追いつくと、勝負はロスタイムに。関東も早稲田も勝ちに拘り、試合を切らずに意地と意地のぶつかりあいで迎えた「48分」。両チームのターンオーバー合戦から最後はCTB下平泰生が鮮やかに抜け出して独走のサヨナラトライ、劇的な結末を迎えた。 |
 （写真） 後半、ゴール前ラックから手薄になったサイド防御のスキを突くFL渡辺千明 |
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早稲田大C 26-31 明治大C 【写真館】
梅雨の中休み、暑い暑い八幡山でのアウェイゲームで行われた早明Bマッチは開始1分、右ラインアウトからSO山中亮平-FL村木俊貴-再びSO山中亮平で左サイドを攻略、一気にゴール前まで迫るとラックからCTB内山竜輔（攻守に思い切りの良いプレー連発！）が中央突破、インゴールに潜り込んで幸先良く先制する。更に5分、ゴール前ペナルティからSO山中亮平（この日もガンガン自ら体を当てに…）が自ら突破してトライ、ペースを握る。思い切り良く前に飛び出すディフェンス、捕まえた後は密集戦で激しくファイトとプレッシャーをかけにかけまくって、メイジを自陣に押しとどめて試合を完全支配。22分、相手の中途半端なキック（これもスクラムからのパスアウトにプレッシャーをかけた結果）からカウンターを仕掛けてCTB内山竜輔。28分にもCTB内山竜輔のゲインから最後はWTB原田季郎。37分にはラインアウトからの一次攻撃でCTB宮澤正利が抜け出て追走をかわしてトライ。途中、カウンターへの対応が乱れたところを大外を崩された形で2トライを献上するも35-12と圧倒して前半を折り返す。後半は早稲田のトライラッシュ、0分相手ラックにプレッシャーをかけて球出しが乱れたところを突いてNo.8松渕真哉-LO岩井哲史でトライ。6分ゴール前ペナルティ起点のラックからNo.8松渕真哉がサイドを突いてトライ。11分、相手タッチキックのクイックインからFB飯田貴也のビッグゲイン、最後は大きく展開してCTB宮澤正利が余裕のグラウンディング。この後21分（右サイドゲインから左に振った時点で勝負あり。パスが乱れながらもNo.8松渕真哉）、22分（WTB岩澤慶吾のビッグゲインからCTB宮澤正利のステップ一閃）、27分（FW陣が湧き出るようなフォローでタテ、タテと繋いで最後はLO星野泰佑-No.8松渕真哉）と着々と加点、最後は35分、40分とペナルティ起点のゴール前ラインアウトからモールで連続トライ、8連続トライの猛攻を締めくくって87-12と八幡山では記憶にないほどの完勝。1年早明戦で失われたプライドを取り戻すに十分な圧倒劇に、整列するフィフティーンに送られる拍手もまたアウェイを忘れさせるほどの大きく温かいものだった。続いて行われたCマッチでは前半WTB赤澤祐太の2トライで12-7とリードするも後半メイジFWの圧力に屈して3連続トライを献上、後半34分にペナルティから攻め続けて途中出場のCTB中西康のトライで一時は逆転するも直後の37分に再びメイジFWのラインアウトモールにインゴールを明け渡して惜敗した。 |
 （写真） Dチームで復帰してから僅か2週間でAチームのリザーブ入り、ノリにノッているNo.8松渕真哉 |
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リーグ戦1部の中央大を上井草に迎えての練習試合、試合は5分に先制トライを献上するものの8分、右LOから左右に大きく揺さぶり最後は中央突破でインゴール目前まで迫ったSO山中亮平のオフロードパスをWTB原田季郎が受けてトライ（ゴール成功）してすぐさま同点に追いつく。この後互いに決め手なく試合が動き始めたのはウォーターブレイクを挟んだ20分過ぎ。23分、ゴール前ラインアウトからキレイにモールを押し込むと、最後尾についたHO小原健嗣が抑えてトライで勝ち越す。それでも30分、35分と中央のFW陣に圧倒されて連続トライを献上、再びリードを許す。39分、左ラインアウトからCTB宮澤正利が巧くディフェンスの裏に出て前進、ラックからSO山中亮平が自ら飛び込んで19-19の同点として前半を折り返す。勝負の後半、5分、9分とSO山中亮平が連続トライを上げるとこの連続トライを皮切りに猛攻開始。13分、タックルターンオーバー→SO山中亮平が裏を取って→サポートしたLO土屋鷹一郎が独走トライ。19分スクラム→ラック連取→最後はSO山中亮平のタテ。27分、左LOから右展開→WTB原田季郎が顔を出してゴール前に迫り→密集サイドをPR横谷祐紀（近場に思い切りよく飛び込む！）。35分、大きく展開してWTB原田季郎。43分、ペナルティからSO山中亮平が自らボールを持って突進（この迫力は凄まじくオーラでタックルを寄せ付けない感じでした！）して、怒涛の7連続トライ。終わってみれば66得点、後半はエリアを完全支配して零封（中央は殆ど早稲田陣でアタックできず…）してリーグ戦中堅校に快勝した。
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 （写真） 凄みさえ感じさせるド迫力のアタックで一人で5トライをあげたSO山中亮平 |
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早稲田大D 76-14 ワセダクラブ 【写真館】
大東文化大とのCチームマッチが上井草で行われた。試合は前半14分、相手陣深くで得たペナルティからCTB荒田小太郎が自らチョン蹴り、そのままインゴールに飛び込み先制する。しかし20分、フィールド中央のスクラムから一次攻撃であっさりトライを奪われると、28分にもモールでトライを献上、逆転を許す。何度もラインブレイクする場面はあるものの仕留めのフェーズでペナルティやハンドリングエラーでチャンスを逸してきた早稲田はようやく前半終了間際の42分、FL渡辺千明のビッグゲインからチャンスを掴み、（そこで得た）ペナルティから素早く仕掛けて最後は余った形でWTB赤澤祐太がトライ、ゴールも決まって14-12と逆転して折り返す。勝負の後半、3分、大東文化にゴール前に釘付けにされると最後は密集近場を崩されてトライを献上、再逆転と許すも、直後の9分、ゴール前ペナルティから素早く仕掛けてFL渡辺千明がタックルを受けながらも体を目いっぱい伸ばしてトライで再々逆転。この後、大東文化の猛攻を要所でFL渡辺千明のセービング、そしてタックルで寸断、何とか踏ん張っていたものの37分、再び密集近場を崩されて土壇場でトライを与え21-24。この後早稲田も反撃に転ずるもゴールラインには届かず…ハンドリングエラーの多さと要所でラインアウトが乱れたことが響き、あと一歩及ばず敗戦を喫した。この試合の後に行われたワセダクラブとのこの時期恒例の対戦は先制トライこそ許すものの大外のスペースを自由に走り回って、FB平繁秀治、WTB阿部太一がそれぞれ3トライをあげるなど12トライをあげる猛攻で76-14で勝利した。 |
 （写真） 序盤から積極的にタテに動いてアタックのリズムを作り出しす4年生SO常藤健 |
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新人早慶明第2戦、慶応義塾を上井草に迎えて行われた一戦は序盤の自陣での防御の時間帯を凌ぐと、12分、ハイパントの落下地点に猛然とラッシュ、一瞬でターンオーバーに成功、左オープン展開から敵陣深く進入する（WTB原田季郎のFB裏へのキックは惜しくもデッドボールラインを割り、トライならず…）と13分、（相手キックの）カウンターアタックからCTB中西康がラインブレイク→CTB黒澤健がゴール目前まで迫り相手ディフェンスを一身にひきつけてラストパス→フリーのWTB阿部太一と渡って右隅に先制トライをあげる。しかし22分、慶応の出足のよいディフェンス（試合を通じて苦しめられました…）からターンオーバーされ、スペースへのキックに対応が遅れ同点トライを許すと、38分にも再びオープンスペースへのキックからトライを献上。リードを許した早稲田は前半終了間際、慶応陣深いところでラックを連取、猛攻を仕掛けるものの決め手を欠くと逆にターンオーバーから80m近くを切り返されて手痛いトライを献上、5-17とされて前半を折り返す。後半、崩壊したラインアウトを捨て（試合前アップ時からコンビが合わず、不安が現実に…）ペナルティからはエリアに関わらず仕掛けた早稲田はゲインこそできるものの、ここぞの場面で慶応のしつこい密集戦の前にペースダウンさせられたり、ターンオーバーされたりでトライには至らず。攻め手を完全に失った早稲田は逆にターンオーバーからの2トライを含む3トライを献上し、5-36で完敗を喫した。
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 （写真） 前半、相手との1対1を制してディフェンスの裏に出るCTB黒澤健 |
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対抗戦Bグループの武蔵大を迎えての練習試合。開始2分、ペナルティから仕掛けてNO.8大川秀平-WTB阿部太一と繋いで先制するも9分、15分と連続トライを献上（武蔵大BKのパスワークは見事！）逆転される。早稲田は攻め込みながらもハンドリングエラーを多発、スコアこそ22分（キックボールのチェイスで競り勝ちWTB今福達也）、39分（CTB岡上馨のビッグゲインからサポートのWTB大谷暢）、43分（FL高家崇徳、CTB黒澤健のビッグゲインでゴール前、最後はFL斎藤渉）とトライを重ね、26-12とリードするもののどこか消化不良の前半戦となった。迎えた後半1分、ラック連取からCTB黒澤健のノーホイッスルトライで機先を制すると、3分、8分、11分とNO.8松渕真哉が3トライ（スピード、キレは復帰戦とは思えないほど抜群！一人外国人選手が混じっているかのような存在感！）をあげて波に乗るとここからは早稲田のトライラッシュ。19分自陣でのキック処理からFW陣が繋いでチャンスを作ると最後はWTB今福達也が相手をスピードで振り切ってトライ（こちらも抜群の存在感。持ち前のパワー溢れるランで4トライ！）、この後も5トライを畳み掛けて終わってみれば88-24の圧勝。倒れながらも再び起き上がっては泥臭くゲインを重ねたFL高家崇徳、前の見える動きでギャップを突いてチャンスメイクしたCTB黒澤健、相手を跳ね飛ばすパワーだけでなくオフロードで繋ぐ技術に能力の高さを感じさせたFB平繁秀治らルーキー達も躍動、存在感抜群の4年生に活きのいい1年生の活躍が重なり快勝を収めた。
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 （写真） 後半3分、ハンドオフでタックラーを弾いてトライをあげるNO.8松渕真哉。一人異次元の強さ、スピードでこの後8分、13分と3連続トライ |
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関東社会人1部の東芝青梅を上井草に迎えての練習試合。復帰のSO常藤健のキックで陣地を稼ぎ迎えた9分、右ラインアウトからSO常藤健-FB丹羽弘旭と長いパスを繋がったところで勝負あり、最後は余ったWTB岩澤慶吾が左隅に飛び込んで先制。同点とされた23分には中央スクラムから左へ展開、WTB岩澤慶吾が1対1を制して勝ち越しに成功する（34分にも再びWTB岩澤慶吾。抜群のキレでトイメンを圧倒！）。前半からFL渡辺千明（ビッグゲイン連発＋好タックル連発！あらゆる局面に顔を出す活躍）、CTB荒田小太郎らが次々と角度を変えてディフェンス網を突破、チャンスは作り出す早稲田であったもののその後のラックでノットリリース、倒れ込みを連発（倒れ込みはレフリーとの相性のような気がしましたが…）、15-5と敵陣で過ごす時間が長い割には少ない点差で前半を折り返す。後半序盤は東芝青梅ペースで自陣に釘付け、14分にトライを献上し15-10と詰められる。それでも直後のキックオフから敵陣に居座り流れを取り戻すと、19分SO黒澤健の突破から最後はCTB荒田小太郎へと繋がり（途中、パスが乱れ一時相手の手に渡った為、形的にはインターセプト…）独走トライ、31分にもSO黒澤健が起点となって攻め込み、最後は相手ゴール前ラックからLO冨田隆史がアメフトばりにラックの上から飛び込んでダメ押し、27-10と東芝青梅を突き放し勝利した。
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 （写真） 後半、相手陣ゴール前、ディフェンスをかわしてインゴールに迫るルーキーSO黒澤健 |
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3年ぶりの新人早明戦がウィークデーの上井草で行われた。試合は序盤から全ての局面で明治。接点…ことごとくターンオーバー→大外スピード勝負で一気に走りきられる。キックオフ…ボールキャリアを人数的には囲いこんでいるものの緩いパックを振りほどかれて一気に切り返される。スクラム…時間が経つ毎に、劣勢となり試合終盤は電車道で全てのボールを奪い取られる。この3つのキーワードで試合の全てが表現できるほどに完膚なきまでに80分間打ちのめされる展開に。前半6トライ、後半9トライの合計15トライ96点を献上。アタックでも、スクラム・ラインアウトが崩壊（ラインアウトは終盤持ち直すものの…）。序盤から起点を失い、自陣ペナルティからも速攻を仕掛ける他攻め手がなく苦しい展開。更に相手の強い接点に対抗がするためにラックで人数を重ねるうちに、アタックの枚数が減ってしまう悪循環を断ち切れず（CTB中靍隆彰/WTB原田季郎らにボールを集めるもさすがの2人を持ってしても局面を打開するにはあまりにもスペースがなく…）。CTB中靍隆彰のビッグヒットなど個々の見せ場こそいくつかあれど、チームとして機能する場面は殆どなく、文字通りの「完敗」に終わった。
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 （写真） 後半、相手ディフェンスに捕まりながらも粘りのドライブを見せてインゴールに迫るWTB/CTB原田季郎 |
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ウォーターブレイクが挟まれるほどの暑さの中で行われた4年に1度の名古屋での同志社との定期戦。2分、相手が自陣深くからクイックスローで仕掛けてきたところを潰してターンオーバーすると、CTB坂井克行がミスマッチを突いてあっさりと先制トライを上げる。しかしこの後はスクラムで煽られ、ラインアウトも精度を欠き…、更には仕掛けたところで同志社の強いコンタクトにボールコントロールを失う場面もあり…とペースを掴めない時間帯が続く（ただディフェンスでゲインを許す場面は皆無でピンチらしいピンチはなく…）。22分、初めてゴール前まで攻め込まれるとラインアウトモールを一気に押し込まれ逆転を許すと、これで目が覚めたのか28分、（自陣での）タックルからのターンオーバー→WTB早田健二主将のビッグゲイン→SO村田賢史→FL清登明→再びSO村田賢史と一気に繋いで再逆転。更に30分、キックオフをキャッチしたNo.8大島佐利のビッグゲイン（相手BKを手玉に取るようなステップでゲイン連発）からテンポ良くグラウンド横幅いっぱいに展開、最後はFB井上隼一がインゴールへ飛び込むノーホイッスルトライ。勢いに乗った早稲田はこの後も同志社を自陣に釘付け、38分ペナルティから速攻を仕掛けてNo.8大島佐利、40分にもラックサイドをHO瀧澤直がスピードよく抜け出し、前半を29-7で折り返す。前半の勢いそのままに後半はトライラッシュ。5分、FB井上隼一のカウンターからFL中村拓樹らが繋いでラック、最後はブラインドサイド（この日はブラインドサイドを巧く使って再三のゲイン！）をSO村田賢史から絶妙のパス（会場もどよめき！）を受けたFL清登明が抜け出して独走トライをあげる。このトライを皮切りにペナルティからは速攻で仕掛け、自陣深くでのターンオーバーから仕掛け、イーブンボールを制しては仕掛け…と攻めに攻めて、9分（右オープン展開から余ってWTB早田健二）、11分（キックボールを拾ってFL清登明）、16分（ハンドオフで追走振り切りWTB中濱寛造）、21分（ゴール前ラックサイドを割って入ってPR伊藤平一郎）、31分（SO山中亮平からの絶妙のパスを受けてCTBに回った井上隼一）、36分（WTB早田健二独走トライ）、38分（ラックサイドを抜け独走でNo.8武田佳明）、41分（WTB早田健二のビッグゲインからWTB中濱寛造）と9連続トライ、ディフェンスでもただ止めるだけのタックルではなく殆どの局面で押し戻すなど攻守ともに同志社を圧倒。88-7で早田組初勝利を飾った。
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 （写真） 前半38分、ペナルティからの速攻、相手ディフェンスを突破してトライをあげるNo.8大島佐利 |
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早稲田大D 0-55 立正大B
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 （写真） 前半、スピード・キレともに抜群のルーキーWTB原田季郎。中靍とともに仲良くこの日3トライ |
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早稲田大C 47-17 慶應義塾大C
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 （写真） 後半28分、絶妙なシザースからスピード良く抜け出しゴールポスト真下にトライをあげるFB井上隼一 |
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AチームからEチームまで全てのチームが登場した部内マッチ（40分×1本。4セット）に絶好の観戦日和という事もあり大勢のファンが上井草に詰め掛けた。先陣を切ったAvsB。3分、Aチームは右ラインアウトを起点にFL中村拓樹が持ち出し（ラック）→左へ大きく展開→FB田邊秀樹がトライ、鮮やかに先制する。Bチームもすぐさま反撃、8分、SO村田賢史→CTB村田大志の”ダブル村田”の息のあったビューティフルトライ（SO村田賢のタメ、CTB村田大のコース取りが絶妙）で逆転、シニアのBK陣の層の厚さを見せ付ける。AチームもSO山中亮平が積極的に仕掛けて13分（CTB坂井克行のトライに繋がる好走）、17分（自ら仕掛け＆仕留め）とトライを演出、Bチームを突き放しにかかる。更に31分にも終始Aチームが優位に立ったスクラムを起点に左右に展開、最後はPR山岸大介の技ありパス→HO瀧澤直の豪快なランでトライ。LO岩井哲史（ラックからブラインドサイドを抜け出しトライ）、No.8河原崎務（相手キックをチャージ、そのまま胸にボールが収まり独走トライ）のトライで食い下がるBチームから逃げ切って22-19で勝利した。続いて行われたBvsC。序盤からBチームがトライラッシュ。3分、カウンターを起点に自陣からLO清水直志が独走した（右に左にステップを切りながらインゴールへ到達）トライを皮切りに、WTB原田季郎の3連続トライなど7連続トライでCチームを全ての面において圧倒。Cチームは終了間際にFB丹羽弘旭のライン裏へのキックをWTB阿部太一が抑えて一矢を報いるもシニアとジュニアの間の壁を感じさせる結果（45-5）となった。続いて行われたCvsD、DvsEはともに下位チームがディフェンスで迷いなく飛び出して上位チームに食い下がるも、CvsDは30分過ぎからCチームが3連続トライで辛うじて逆転勝利（17-12）、DvsEはDチームが4トライで28-0とそれぞれ上位チームが勝利した。
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 （写真） 部内マッチでAとBが対戦するのは約4年ぶりのこと、多くのファンが見守る中で行われた一戦。 |
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6日、昨年度関西リーグ王者・関西学院大を上井草グラウンドに招いてFWの合同練習が行われました。一通りアップを終えた12時55分からスクラム1時間、ラインアウト（からのモール）を1時間と約2時間の合同練習…スクラムではAチームは押し込んだり、押されたり（Bチームは完敗…）となかなか評価が難しいところでした。チームトークとなる度、瀧澤直選手はこの日グラウンドに来ていた佐藤友重元コーチのアドバイスを身振り手振りを交えながら受けていたのが印象的でした。状況を想定した上でのラインアウト練習（モールに移行し押し込むか、SHがパスアウトする事で解消）では、ゴール前5mの攻防が実に熱かったです。早稲田がマイボール確保からモールに移行しトライを奪えば、関西学院大も同じ形で応戦。東海大戦の反省となったモールディフェンスも、合同練習終盤には早稲田もかなり対応し、相手がモールを形成するか否かの絶妙のタイミングでラッシュをかけて、逆にゴール前5mから10m以上押し戻すファイトを見せました。（早稲田の絶妙な仕掛けに関西学院大の関係者が「ずるいというか、ルールをよく知ってるな」と呟いていたのが印象的でした）。約2時間の合同練習は山岸大介副将の挨拶で締められましたが、クールダウンに入る関西学院大の選手を横目に早稲田はそのままポジション別練習に移行、熱くて暑い1日は15時を過ぎてもまだまだ続いていくのでした。
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 （写真）
ラインアウトからモールへと移行する山下昂大選手らFW陣。山下選手は1日を通じてよく声が出ていました。
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関東学院戦が新型インフルエンザの影響で中止となった15、16日の週末。快晴の菅平では通常通り午前（9時～）と午後（14時～）の二部練習が行われました。石川安彦元主将、豊田将万前主将らOBも激励に駆けつける中、ジュニアは1対1のコンタクトから始まりブレイクダウン周辺の基礎動作をみっちりと体に叩き込み、シニアは全員でユニットでの動き方をあわせた後、FWとBKに分かれて練習を行うという感じでした。特にシニアのFW陣はスクラム以外の事はやってないといっても過言ではないほど、スクラム、スクラム、またスクラム。マシンであわせては、A対Bのガチンコスクラムの繰り返しでした。そのシニアの練習が2時間で終えた後も、ジュニア・コルツはポジション別練習を中心に汗を流していました。（特にLO陣はコーチ陣が多いせいか、他のポジションよりもメニューが多く、1年生は特に悲鳴（？）をあげながらの練習となりました。）
全ての練習を終え、引き上げてくる部員たちは「やっと1週間が終わったー」と束の間の安堵の表情を浮かべていました。
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 （写真） 15日、シニアのアタック＆ディフェンスでは早田健二主将と田邊秀樹副将のマッチアップも
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12日、上井草グラウンドでは12時からシニア、1時間遅れでジュニアが練習を行いました。天然芝は養生期間に入っているため、サブグラウンドでの練習。BK陣はタックル中心のメニュー、FW陣は1時間スクラム、1時間ラインアウトと春シーズン安定感を欠いたセットプレーに石嶋照幸コーチ、星野邦夫ラインアウトコーチの両専門家の指導のもと、たっぷり時間を割いていました。印象に残ったのは山下昂大選手、実戦を想定したスクラム練習中もよく声を出してFW陣を盛りたてていました…2年目に入り堂々としてきた印象を受けました。ラインアウトでは中田英里選手と岩井哲史選手、こちらも3年生ながらよくリーダーシップを取って練習をリードしていました。続いて行われたポジション別練習では、SOとLO陣がコラボ。村田賢史選手、山中亮平選手のパスにLO陣がアングルを変えて走りこんで突破する練習を繰り返し、最後の方にはキレイに抜ける度、コーチ陣も「これを試合で見せてくれよ…」とチクリ。練習の成果、夏合宿で炸裂するでしょうか？期待したいところです。
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 （写真）
ラインディフェンスの練習で一斉にタックルダミーに襲い掛かる坂井克行選手（中央）らBK陣
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梅雨の中休み、天候に恵まれた中で行われた恒例の北風祭。チアガールの華やかなステージでの幕開けに続いてポジション別対抗タッチセブンズが行われました。北風祭名物（？）の常藤健選手、吉谷吾郎選手の軽妙なMCに乗せられて熱戦（笑いも欠かせません！）を繰り広げた各チーム（PR/LOチームはモールでトライを奪う型破りな作戦も…笑）、決勝戦でバックスリーチームをサヨナラトライで下して笑ったのはHB/CTBチームでした。続いて8つのコーナーでの「Let'sラグビー」では選手たちが各コーナーで子供たちと笑顔で触れ合った後、チャリティオークションでは選手の愛用の一品が選手自身も驚きの2万円オーバーあり、逆の意味で驚きの100円落札あり（笑）と上井草が驚きと笑いの声に包まれました。（有田隆平選手、山下昂大選手のU20代表のウェアや、田邊秀樹選手、大島佐利選手提供の部員Tシャツは特に人気が高くいずれも1万円を超える高値で落札されました。）最後に中竹竜二監督が飛び入り出品で大盛況のうちにオークションは終了。そしてクライマックスの部員演芸。吉谷吾郎選手の”超センス”な司会のもと、学部対抗形式で行われたクイズ大会（平成教育ジェントルマンシップ委員会）では各チーム、マジメ路線とボケ路線に二極化。中でも上井草を笑いの渦に巻き込んだのが、スポーツ科学部勢のチームオリンピア。山中亮平選手が踊り、大島佐利選手が踊る…息のあったコンビネーションで「笑い」で得点を稼いでいきました。爆笑の余韻の残る中、最後は早田健二主将のキャプテンソロから始まる「北風」で閉宴。選手もファンも笑顔、笑顔の一日でした。
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 （写真） この日の主役となったチームオリンピア。息もピッタリの芸で上井草を笑いの渦に！
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9日、13時からシニア（メイングラウンド）・ジュニア（サブグラウンド）で練習が行われました（コルツは午前中）。メンバーについて、先週のゲバでの出来が顕著に反映されたチーム分けという印象で、その中にOBの矢富勇毅選手（ヤマハ）の姿も見えました（日本代表合宿前に体を動かしたかったようで、木曜から3日間参加したそうです）。アタック＆ディフェンスの中に入って周囲に指示したり、球出しを手伝ったりと約2時間の全体練習に参加した後にはポジション別練習で榎本光祐選手、西田剛選手らに個別レッスン、1時間以上に渡ってパスやボックスキックについてアドバイスを送っていました。もう一つこの日の練習で印象に残ったのは辻高志新コーチ率いるジュニア。端的かつ丁寧な言葉、そして時には選手達のやる気を刺激するような言葉を使って、辻コーチが練習をリードすると、ジュニアの選手達もそれに大きな声で反応、とてもいい雰囲気で練習が進められていました（…とはいえ、メニューは見ているこちらも顔を歪めたくなるようなフィットネス的にかなりキツイ内容ですが…）。余談ですが辻コーチ…日曜午前は学生との練習の前にワセダクラブの子供達の練習の輪に入って一緒に走って、盛り上げて、笑顔で子供達を褒めて、ラグビーとそれに関わる人たちを愛する姿勢、本当に好感が持てます。
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 （写真）
OBの日本代表・矢富勇毅選手も加わった9日の練習。櫻井朋広選手、榎本光祐選手（写真右）の前でパスの実演指導。
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雲ひとつない青空に色鮮やかな緑の天然芝…多くのOB・ファンが見守る中、恒例の入部式・新人歓迎試合が行われました。13時から行われた入部式では中竹竜二監督が「ワセダラグビー部は全員にチャンスを与えるが回数は平等ではない。いつそのチャンスが来てもいいように準備しておいて下さい」「（ミスの）結果論ではなくチャレンジしたことを評価する。思い切ってこのグラウンドで暴れて下さい。」と新入部員に2つのエールを送りました。続いて行われた37人の新入部員の決意表明…途中、瀧澤直選手にけしかけられた（？）伊藤平一郎選手が、マイクを使わずに地声で決意表明すると、そこから先は皆、マイクを通さず自分の声で決意を述べていきました。憧れのアカクロジャージへの思いを口にする選手、目標とする先輩を口にする選手…37人37色の決意表明は、新人総代・西橋勇人選手の言葉により締めくくられました。続いて14時25分からは新人歓迎試合。キックオフと同時にがむしゃらに前に出るディフェンスに1年生の決意を感じさせる始まり…序盤は一進一退、ラインアウトこそ苦しむのもののSO吉井耕平選手の巧みなキックからWTB中靍隆彰選手のスピードを生かして度々チャンスを作り出します。7分、12分と2年生チームが先手を奪うものの、10分スクラムから一発でCTB山崎智朗選手が抜け出しトライ、16分FWが密集サイドを潜ってPR安江順選手がトライとくらいつきます。20分にはキックチャージからHO伊藤平一郎選手がゲイン、最後はWTB原田季郎選手がトライと勝ち越しに成功すると、38分にもペナルティから速攻を仕掛けてFL佐藤廉也選手（パスダミーからビッグゲイン）→WTB中靍隆彰選手と繋ぎ26-14、前半をリードして折り返します。後半14分、2年生のパスミスがこぼれたところをインターセプトしたWTB原田季郎選手（攻守にハードにそしてスピード感溢れるプレー！この日、一番の驚きでした…）が独走トライ、33-14とリードを広げます。しかしこの後、2年生のワイドに散らすアタックに徐々に対応が遅れだすと、23分、26分、32分とタテ続けに3連続トライを献上、33-33の同点とされます。すると迎えた後半ロスタイム…ペナルティからすばやく仕掛けた2年生チームに対応できず、サヨナラ負け。あわや金星の大健闘も、一歩及ばず…それでも原石の輝きが随所に散りばめられた好ゲームでワセダラグビーの4年間の第一歩を記しました。
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 （写真） 前半38分、快足を飛ばしてインゴールを駆け抜けるWTB中靍隆彰 |
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19日、強い日差しの照りつける上井草グラウンドで13時～練習を行っていました。一回り大きくなったS組メンバーを中心に行われたブレイクダウンの局面での1対1のせめぎ合いは見応え十分。ゴールデンエイジ新3年生BKの激突あり、山下昂大vs井口剛志の大器同士のガチンコ勝負あり…時折、飛び出すスーパージャッカルには辛口（？）の山本裕司コーチも「いいねー」と言葉を送る場面も。その後2対3形式、2チームに分かれた形式…と形を変えどもブレイクダウン局面での体の使い方をみっちりと叩き込む濃密な練習内容でした。（そのグラウンドの周囲を、新人練習に参加する新1年生が、見学のファン一人一人に「こんにちは！」とピシッと挨拶して通り過ぎる姿があり、
毎年の事ながらとても初々しく感じました。。。）
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 （写真） コンタクトスーツをまとってガチンコの攻防。田邊秀樹選手（中央）を止める井口剛志選手（右）
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桜と横浜港。春の風物詩として恒例のYC&AC7人制招待ラグビー、ワセダは緒戦で”羽生憲久コーチ率いる”タマリバと対戦。序盤は、タマリバのスローペースにはまって攻撃する機会も殆どなく、3分に先制される（先制トライはOB・福田恒輝選手に…）。ワセダの反撃は5分過ぎから。ペナルティから速攻を仕掛けて櫻井朋広-井上隼一と繋いでトライ、同点とすると更に前半ロスタイムにも再び井上隼一がゴール前の混戦から体いっぱいに伸ばしてトライ、勝ち越して前半を折り返す。後半、いきなりのキックオフミス（ダイレクトタッチ）からタマリバに攻撃権を与えるとそのまま防戦一方。それでも最後の一線は許さず辛くも逃げ切り勝利でチャンピオンシップトーナメントに駒を進めた。約3時間のインターバルを置いて行われたリコー戦、キックオフとスクラム（瀧澤直の存在が利いてました！）を完全制圧した前半は攻勢に転じて、2分、5分と瀧澤直が大外のスペースを走りきって連続トライ、チームに勢いを与えると更に6分にもキックオフを競り合いマイボールに、そこから攻め続けて井上隼一がトライと19-0。体格からしてまるで大人、子供の関係にも見える相手を向こうに回して堂々たる試合運びで前半を折り返す。しかし後半に入ると一転、守勢に回る時間帯が増える…また一日を通して接点で激しさを見せていた清登明が密集での反則でシンビンとなると、この後更にシンビンが出て一時は5人対7人の状況に。個々で上回るトップリーグのスター選手相手にこの状況は厳しくズルズルと連続トライを献上、それでも19-17の2点リードで試合終了を告げる鐘の音を迎え、ラストワンプレー。相手ボールを一瞬奪い返したものの、次の瞬間再びボールを奪われてその直後に痛恨のサヨナラトライ（ラストプレーは広いスペースで横山兄弟と1対1から…）悔しい2回戦敗退となった。
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 （写真） リコー戦、スクラムにフィールドプレーに大暴れの瀧澤直。惜しくも金星を逃す…。
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14日、小雨ぱらつく上井草グラウンドでは午前、午後の2部練習（午後の部だけ見学してきました）。前年度の主力メンバーを中心としたS組は室内でのウエイトトレーニング中心、並行してFW陣は有水コーチ、小島コーチが指揮する中、コンタクトスーツを使っての接点強化のトレーニング（新任の脇コーチの姿もありました）、BK陣は山本コーチ、勝田コーチを中心にパススキルを磨いていました。FW陣では5年目のシーズンを迎える瀧澤選手が練習の合間、合間に若手にアドバイス、その存在感はやはり頼もしいです。BK陣でも走ってパス、走ってパスと…かなりハードなメニューに新4年生が下級生に声をかけて引っ張るシーンも見られ、新しいシーズンの息吹を感じました。続いて行われたポジション別トレーニングでも各ポジション（特にフロントロー、ロック陣は）地味な基礎動作の繰り返し、華やかさはありませんが、今この時期ならでは…といった練習でした。又、新4年生は就職活動真っ只中、練習中も足早にスーツに着替えて面接に出向いていく部員、逆に面接が終ってスーツ姿で練習に合流する部員…こちらも奮闘中といった感じでした。
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 （写真）
S組は体力強化中。専門のトレーナーの指示のもと、走り方一つについても注文がついていきます。写真はゴムチューブを使ったトレーニング中の山中亮平選手（右）、早田健二主将
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8日の上井草グラウンド、新生早田組が初練習を行いました（正確には前日のファーストミーティングでもポジション別練習中心に動いてますが…）。春らしく、シニア・ジュニア・コルツ関係なく基礎動作の反復練習、この時期しかできない基本スキルをしっかりと体に叩き込んでいました。全体での練習後はポジション別練習。BK陣は流行の（？）スクリューキックを習得すべく、互いに教えあいながら上井草の空にパントキックを打ち上げていました（井口剛志選手のゆらゆらキックには先輩陣から何度も歓声が…。）BK陣より1時間遅れて練習を開始したFW陣、スクラム練習場では5年目を迎える瀧澤直選手が1番に入ったり、2番に入ったり、3番に入ったり…ポジションを替えては後輩選手に一つ一つアドバイス、その存在はとても頼もしく映りました。羽生憲久コーチ率いるバックロー陣は16時過ぎ誰もいなくなったグラウンドで、一番最後まで練習をしていました。羽生コーチも加わったタッチフットではNo.8で勝負を賭ける大島佐利選手が自慢のスピードでディフェンスを切り裂いていました。肌寒い1日、3連覇への挑戦が静かに始まりました。
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 （写真）
バックスリーのポジション練習はタッチフット形式の3対3。軽快に抜け出る早田健二新主将
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雨の上井草で豊田組追い出し試合が行われました。進行は例年通りで下級生選抜チーム、3年生、2年生、1年生を4年生が順番に相手をする形式でした。10分1本真剣勝負（4年生は「北風」を歌ってから出陣！）の4年生対下級生選抜チームは下級生選抜が先制するも4年生チームがWTB田中渉太選手のトライ（ディフェンスをこじあけるトライへの執念がこもった彼らしいトライ）を返しゴール数の差で7-5で4年生チームが勝利しました。早田健二新主将が「タックル低く入れ！」と外から檄を飛ばしたり、瀧澤直選手が下級生チームに入ったり、来季への息吹も感じられる試合でした。真剣モードはここまで（笑）。この後は、上井草お笑い劇場と化しました。それぞれやった事のないポジション、プレー（塚原選手のキックパスetc）にチャレンジしたり、特定選手が優遇されたり、冷遇されたり（笑）。1年生チームとの対戦では豊田主将以下4年生が、関東・慶應・帝京・同志社・法政・明治のジャージを着て登場。「お前らこのジャージを倒すんだろ！」と挑発し、1年生のタックルに関東のジャージを着た豊田主将が派手に倒れて”あげる”シーンもありましたが、全般的に遠慮がちの1年生を容赦なく蹴散らして、インゴールへ進む”明治”の瀧澤直選手ら4年生がやっぱり主役となってしまいました。そして最後は石渡舞マネージャら裏方陣がボールを持って次々と独走トライで締めて豊田組のラグビーが終了しました。思い出の部室前でしばしアカクロジャージ姿での仲間との記念撮影を楽しんだ後、体育館に場所を移して後輩たちへのメッセージ書きの儀式。豊田組の思いは全て早田組へと継承されていきます。
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 （写真） 豊田組から早田組へ。並んでピースの豊田将万主将（右）と早田健二新主将（左）
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