MVP 齋藤直人
「文句なしでしょう。ここ4年間の早稲田のラグビーは直人なしでは考えられないですし、最終学年ではキャプテンとしてもチームをバッチリ牽引してくれたと思います。何とか都合つけてフランスW杯見に行く予定なので、ジャパンの9番へ向けて今後も頑張ってほしいです。」
順位* | 選手名 | 学年・ポジション | ポイント | 1位票 | 2位票 | 3位票 |
@ | 齋藤 直人 | 4年・SH(主将) | 215 | 39 | 6 | 2 |
A | 岸岡 智樹 | 4年・SO | 96 | 9 | 15 | 6 |
B | 中野 将伍 | 4年・CTB | 45 | 3 | 7 | 9 |
C | 幸重 天 | 4年・FL(副将) | 3 | 0 | 0 | 3 |
C | 丸尾 崇真 | 3年・NO.8 | 3 | 0 | 0 | 3 |
C | 河瀬 諒介 | 2年・FB | 3 | 0 | 0 | 3 |
*1位票…5pt、2位票…3pt、3位票…1pt。同ポイントの場合は票数の多い順
【MVP総評】
「1.齋藤直人 2.岸岡智樹 3.中野将伍。やはりこの3人ではないでしょうか。」という声に代表されるように1年生時からチームを牽引した齋藤直人主将、岸岡智樹選手、中野将伍選手に票が集まりました。
その中でもダントツの一位となったのがSH齋藤直人主将。「勝てないという雰囲気を、1年時からずっと変えようと奮闘してきた。主将として、全学年を統率し、やり切った点は素晴らしかった。」、「SHとしてもジェネラルプレーのレベルの高さはもちろんのこと、成功率が何パーセントだったか知りたいプレースキックや何より最後まで諦めることなくタックルに行くカバーディフェンスの意識」とリーダーとして、プレーヤーとしてその両面から称える声が続き、「これは文句なし。」のMVP選出となりました。
続く2位はSO岸岡智樹選手。「長年早稲田を見ている中で、とにかく天才的なパスワークでのゲームメイク力と、自身でも局面打開できるスピードあるアタックセンス。歴代No1のSOだと個人的には思っている。」、「攻撃の要として素晴らしい戦術眼をもった岸岡選手見事です!毎試合岸岡選手のプレーは本当にわくわくさせてくれました。一つ一つのプレーに意味があり、またそれらのことを発信してくれるので、ラグビーがもっと好きになり楽しくさせてくれました。MVPは斎藤主将と双璧です。」と司令塔としての功績を、そしてこれまでにないSNSでの情報発信の取り組みのなどマルチな才能を称える声が続きました。
そして3位はCTB中野将伍選手。「素晴らしい選手だとは分かっていたつもりだったが、天理戦・明治戦での存在意義が圧巻過ぎた。」「選手権で中野選手が登場してからのバックスのアタックラインにすごみを増したのが印象的でした。下級生の時のように自らトライを取るというより仲間を生かすアタック、オフロードパスが光りました。」と最終学年はケガに苦しみながらもラスト2試合で見せた”存在感”に票が集まりました。
”BIG3”以外にもFL幸重天副将らにも票が入り、それら少数意見を含むコメントは以下、ファンコメント欄に掲載します。
【ファンコメント集】
■齋藤直人選手
・春の東海大戦での怪我離脱から対抗戦開幕の日体大戦での復帰まで個人的にも大変だったと思いますが。よくチームをまとめてくれました。「●●組」という言い方は毎年ですが、「チーム ナオト」という言い方はあまり耳にしたことがありませんでした、それだけ今季のチームが斎藤主将を中心に一つにまとまっていたのではないかと考えています。
・キャプテンが背負った物の尋常で無い重さに。
・荒ぶるを取るために1番努力した人であるので。
・リーダーとしても大きく成長した。
・文句なしでしょう。ここ4年間の早稲田のラグビーは直人なしでは考えられないですし、最終学年ではキャプテンとしてもチームをバッチリ牽引してくれたと思います。何とか都合つけてフランスW杯見に行く予定なので、ジャパンの9番へ向けて今後も頑張ってほしいです。
・コンバージョンキックも大きい。
・勝てないという雰囲気を、1年時からずっと変えようと奮闘してきた。主将として、全学年を統率し、やり切った点は素晴らしかった。
・主将、キッカーの重圧を淡々とこなして、ゲームもメイクした功績。
・文句なしのMVPではないでしょうか。誠実さ・責任感がプレーやチーム牽引に現れていて、信頼できる選手であり、応援したくなる選手。
・文句なしです。1年生から試合に出続けて、早稲田を強く牽引してくれてありがとうと言いたいです。
・ワセダにおける「SHがキャプテンの代は勝てない」ジンクスを見事に払拭。SHとしてもジェネラルプレーのレベルの高さはもちろんのこと、成功率が何パーセントだったか知りたいプレースキックや
何より最後まで諦めることなくタックルに行くカバーディフェンスの意識が素晴らしい。
・何も説明は不要でしょうね。できれば部員全員にMVPを贈りたいです。
・主将としてもSHとしてもチームを引っ張り優勝に導いた。
・私は試合しか見ないので普段の振る舞い、リーダーシップなどはテレビ、スタジアムでしか感じ取ることができませんが、やはり今年の優勝には彼の存在が大きかったと思います。
・主将として見事日本一に導いたリーダーシップは素晴らしいと思います。攻撃の際のプレーも素晴らしいのですがピンチの時に危機意識が素晴らしく「あぶない」と思ったシーンには必ずと言っていいほど斎藤主将がカバーリングに行っていました。斎藤主将おめでとう!
・チームを代表して。
・チームをひとつにまとめた。攻守の司令塔として、キッカーとしても活躍。
・プレイヤーとしてはもちろん、11年振りの『荒ぶる』を歌ったチームをまとめ上げた素晴らしいキャプテンシー。
・文句なし、チームを引っ張った主将。
・これは文句なし。
・一年生の時の大学選手権・同志社戦で大差がついているにもかかわらず、最後まであきらめずに全力を尽くす姿が忘れられません。3年間の悔しい思いをこれで晴らせたとは彼は思っていないでしょうが、本当にすごい選手になりました。
・問答無用!
・キャプテンとしてSHとしてチームを日本一に導いた彼こそMVPです。宿沢さん堀越さんでも成しえなかったSHのキャプテンとして初めて日本一に導いたことで新しい1ページを作りました。
■岸岡智樹選手
「本当にラグビーの上手な選手。これまでは「賢すぎる」面があり、完全にチームを動かせてなかった気がしていました。大学選手権に入ってからは、完全にゲームを支配することができたように思います。(齋藤選手との)このハーフ団が見れなくなるのは本当にさみしい。いつか日本代表でコンビ復活してほしいですね。」
・岸岡選手については、日本代表SOの田村選手同様、試合ごとに波が大きく、特にキックの波が大きい選手だと思っていました。4年生となった今季は波も少なく、特に大学選手権決勝での試合運びは秀逸でした。明治大学を破って優勝できた最大の理由は岸岡選手の冷静な試合運びにあったと思います。
・長年早稲田を見ている中で、とにかく天才的なパスワークでのゲームメイク力と、自身でも局面打開できるスピードあるアタックセンス。歴代No1のSOだと個人的には思っている。
・彼のクレバーなプレーが、今年の早稲田の素晴らしさを象徴しているから。
・よくゲームメークした、早大の歴代SOの中でも屈指。
・齋藤選手とのHB団は阿吽の呼吸で、高いラグビー偏差値で織り成すゲームメイクは4年間通して凄いの一言では収まりきらないくらい凄いです。突拍子もなくDGを狙いだす姿勢など、我々の常識を超えるゲームメイク術も徐々に垣間見えるようになって今後はどういう風に成長していくか楽しみで仕方ありません。
・パスがトライを生む
・攻守の判断もちろん素晴らしいが、特にキックの飛距離。明治山沢君の伸びるキックに対し、さらに上回る飛距離で有利に立っていたことは対抗戦での明治のゲームプランを決勝で変更せざるを得ない点において、勝利に大きく貢献したと思う。
・独特の感性にもとづいた淡々としたプレー振りが、何とも言えません。その飄々とした雰囲気から、大学日本一を勝ち取った後に涙した姿は少し意外でした。クボタでの活躍を期待しています。
・岸岡選手の判断、スキル、リーダーシップ抜きでは荒ぶるはなし得なかったと思います。また、これまでになかったSNSでの発信も、ファンや早大に憧れる若いラガーマン達を増やす取組みで、広報マンとしても大きな功績を残したと思います。
・年々、いや今シーズンに限ってもどんどん増していくその凄味。殊にピッチ外における発信力の高さは、まさに新時代のスポーツアスリート。
・斎藤選手と共にこの4年間ワセダの中枢を担った。
・岸岡選手のクレバーさ。これはTV観戦していると藤島大さんの解説の影響を受けますね(笑)。観戦だけの素人にはわからない意図を解説してくださるのでより一層クレバーさが印象付けられます。
・攻撃の要として素晴らしい戦術眼をもった岸岡選手見事です!毎試合岸岡選手のプレーは本当にわくわくさせてくれました。一つ一つのプレーに意味があり、またそれらのことを発信してくれるので、ラグビーがもっと好きになり楽しくさせてくれました。MVPは斎藤主将と双璧です。
・早稲田ラグビーだけでなく、情報の発信により、ラグビー自体をひろめてくれた。
・2019年春からファンになった新参者なので、彼のSNS、特に夏休み企画のインスタライブで早稲田ラグビー部の魅力ににドはまりさせて貰った!
・チームの持てる力を余すことなく引き出したのは彼の冷静なゲームメイクです。
■中野将伍選手
「対抗戦で彼のいないゲームと大学選手権復帰後の準決勝を比べて、格段にアタックに違いを出せるということで存在感の大きさを実感。下級生の時は「とりあえず突っ込め!」みたいなイメージが強かったのでなんか勿体ないなぁと思っていました。しかし、上級生になって味方を活かすプレーが出来るようになってからプレーの選択肢が増えて(4年の春早慶のグラウンダーのキックパスとか驚きの驚きでした笑)楽しませてもらえました。」
・やはり、中野君が復帰してからのディフェンスとオフェンスに一本芯が入ってガラッと変わった。 特に、対抗戦での明治の箸本君の動きを封じ、相手チームが彼に対するディフェンスに人数を割くことで数的有利を作れたことは大きかった。
・1年生から凄かったですが、2年生くらいまではフィジカルで突っ込むことしかできないのかな、、と正直思ってしまっていた時もありました。サントリーへの出稽古などを経て、プレーに幅がでて飛躍したと思います。対抗戦での不在、選手権での復活で、存在感の大きさに改めて気づかされました。これからはジャパンで引っ張っていってほしいです。
・オフェンス、ディフェンスともに圧倒的な存在感
・選手権で中野選手が登場してからのバックスのアタックラインにすごみを増したのが印象的でした。下級生の時のように自らトライを取るというより仲間を生かすアタック、オフロードパスが光りました。
・選手権での復帰は大きかったと思います。
・大学選手権に入って、チームが大きく変わった。
・なんだかんだで、彼がいてこその優勝でした。
・素晴らしい選手だとは分かっていたつもりだったが、天理戦・明治戦での存在意義が圧巻過ぎた。
・けがで出場できない時期もありましたが、彼が復帰してからの大学選手権で存在の大きさを再認識しました。
・出場することで相手チームに脅威を与え、ボールを持ったときの突破力とオフロードパスでチームに多くの得点チャンスを作りました。
■幸重天選手
・派手なプレーは少ないですが、チームの勝利に地味なプレーを確実にこなしてましたね。副主将としてよくチームを支えてました。よく頑張りました。後にビデオで見たのですが最後負傷交代する時の表情を見ていると最後まで出させてあげたかったなと思いました。
■丸尾崇真選手
・気持ちを外に全面に出すプレー振りは、とても魅力的で、チームに強い力を与えてくれる存在。体格面でもスピード面でも優れ、大きなスケールを活かした活躍だった。来年は主将として、変にまとまることなく、大いに暴れまくって欲しい。
■河瀬諒介選手
・優勝には中野選手の貢献も大きかったと思いますが、怪我の離脱もあり、河瀬選手が大きく成長したことでバックスラインの心配がほぼなくなりFBライン参加からWTB古賀選手という攻撃パターンが確立したことが優勝に大きく貢献したと思います。
■森島大智選手
・毎年「今シーズンは誰が務めるのか?」という注目のポジションHO。雌伏4年目にして遂にアカクロゲット。12月第1日曜日に味わった悔しさを1月11日には見事倍返し。親子同ポジションでの荒ぶるは史上初!?
■小林賢太選手
・最前列でFWを支えた、フィールドプレーは秀逸
■齊藤選手-岸岡選手のHB団
・齊藤選手のSHとして必要不可欠なすべてのスキルと、岸岡選手のSOとしての頭脳と視野の広さとキック力が学生最強のHB団として大学日本一に導きました。
以上