ベストトライ 対抗戦・帝京大戦 SH齋藤直人

「最後のプレーでの劇的な逆転トライ。チーム全員によるトライであることは重々承知しているが、斎藤主将が自らトライを取り、雄叫びを上げたところに、皆が集まってくるシーンが、今シーズンの一層の躍進を期待させたトライ。」


順位* 試合 トライスコアラー ポイント  1位票  2位票  3位票 
 @ 対抗戦・帝京大戦  SH齋藤直人 94 14 7 3
 A 大学選手権決勝・明治大戦  WTB桑山淳生 64 9 5 4
 B 大学選手権決勝・明治大戦  NO.8丸尾崇真 33 4 4 1
 C 大学選手権決勝・明治大戦  HO森島大智 29 5 1 1
 D 大学選手権決勝・明治大戦   CTB長田智希   27  4  2  1

*1位票…5pt、2位票…3pt、3位票…1pt。同ポイントの場合は票数の多い順


【ベストトライ総評】

混戦のベストトライ投票で1位となったのが対抗戦・帝京大戦 SH齋藤直人選手。対帝京戦9年ぶり勝利を決めるサヨナラトライに「逆転忍者トライ。あのトライがあったからこそ、帝京戦に勝利を収めることが出来たからこそ、最終的に大学選手権優勝を飾ることが出来た。」「長年勝てなかった帝京を破った歴史的なトライ。皆が待ち望んでいた瞬間だったと思います。」「連敗を止める逆転勝利を決めたトライ。目の前で齋藤選手がラックの上を跳んだ姿は忘れません。」とシーズンの流れにおけるその価値と印象度に対して、多くの票が集まりました。続く2位以下は「大学選手権決勝。前半良い角度で入ってきた長田のスワーブで明治ディフェンス切り裂いたトライ、ダメ押し桑山のトライは歓喜した、前半相良のトライはそこまでに重ねたフェーズが良かった」という声に象徴されるように大学選手権決勝・明治戦のトライに票が分散。その中で2位となり、ファンの熱いコメントを集めたのが後半34分、「事実上、試合を決めた」WTB桑山淳生選手のトライ。「4年生のトライが一番見ていて嬉しいものです。このトライは優勝を決定づけたという点と、丸尾選手の8単からの桑山選手のサポート、力強いランで芸術的に決まったという点で、何度も見たくなる忘れ難いトライシーンです。」「丸尾崇真のサイドアタックから桑山淳生へボールが渡りトライに至るまでのラインが美しかった。桑山がパスを受けてからグラウンディングまでの数秒間のなんと至福な時間だったこと。なによりとどめを刺すトライだったし!」と”荒ぶる”を決定付けたトライシーンはファンの記憶に永遠に残ります。続く3位は「明治の動きを分析した上で逆目のショートサイドに良いランナーを配して取ったデザイン通りのトライ」と前半12分のNO.8丸尾崇真選手の先制トライ。4位は「FWに自信を持つ明治を完璧に押し込んで取った胸のすくトライ」と前半34分の相手のお株を奪うモールで奪ったHO森島大智選手のトライ。5位は「今年の早大を象徴するような完璧、かつ早大らしいトライ」とラインアウトからのセットアタックで相手に指一本触れさせずに奪ったCTB長田智希選手のトライが続きました。ポイント換算上、ベスト5入りは逃したものの大学選手権準決勝・天理大戦 PR久保優選手の”大学初トライ”も票数ベースでは5位タイ。その選出理由も含めて以下ファンコメント欄に掲載します。


【ファンコメント集】

■対抗戦・帝京大戦 SH齋藤直人主将


・試合終了間際の斎藤直人主将の逆転忍者トライ。あのトライがあったからこそ、帝京戦に勝利を収めることが出来たからこそ、最終的に大学選手権優勝を飾ることが出来たものと考える。
・斎藤主将が魅せた、ここで負けていたらと思うと‥‥。
・説明が要らないくらい素晴らしいトライでした。齋藤組を象徴するトライとして真っ先に浮かんできます。
・目の前で見ていましたが、斎藤くんはボールを持つ前から俺が行くという顔をしていました。
・最後、ラックを飛び越してトライを決めたのは、すごい。
・最後のプレーでの劇的な逆転トライ。チーム全員によるトライであることは重々承知しているが、斎藤主将が自らトライを取り、雄叫びを上げたところに、皆が集まってくるシーンが、今シーズンの一層の躍進を期待させたトライ。
・長年勝てなかった帝京を破った歴史的なトライ。皆が待ち望んでいた瞬間だったと思います。
・緊張が張り詰めたあの局面でリスクが大きいあのプレーを決行したあの瞬間に立ち会えて幸せでした。
・連敗を止める逆転勝利を決めたトライ。目の前で齋藤選手がラックの上を跳んだ姿は忘れません。

■大学選手権決勝・明治大戦 WTB桑山淳生選手


「幸重選手と小林選手が交代するとき、丸尾選手が二人に抱き着き「後は任せろ」とばかりの気合。8単で抜け出し、桑山選手にパス。それまで黒子に徹してきた桑山選手の渾身の走り。勝負を決めた本当にいいトライでした。もう200回くらい見返したかな。」


・私が4年次の時の大学選手権決勝・対同志社大戦での優勝を確信させた桑島選手のトライを思い出しました。
・明治押せ押せムードの中、早稲田の勝ちを確信させたトライだったと思います。
・丸尾のスピード、桑山の強さ。
・事実上、試合を決めた。
・印象深いトライシーンは数多ありましたが、4年生のトライが一番見ていて嬉しいものです。このトライは、優勝を決定づけたという点と、丸尾選手の8
単からの桑山選手のサポート、力強いランで芸術的に決まったという点で、何度も見たくなる忘れ難いトライシーンです。桑山選手も4年間順風満帆ではなかったと思うので、その苦労が報われたというのも感動したポイントです。
・丸尾崇真のサイドアタックから桑山淳生へボールが渡りトライに至るまでのラインが美しかった。桑山がパスを受けてからグラウンディングまでの数秒間のなんと至福な時間だったこと。なによりとどめを刺すトライだったし!
・これまでトライを決めてもわりと淡々としているように見えた桑山選手、決勝の舞台だったり苦しい時間帯だったりもあったと思いますが、この時ばかりは喜びを爆発させていたのが印象的で。鳥越さんの記事にもありましたが、この瞬間いろいろな思いが去来したのかもしれないと、観ていて伝わってきました。
・一番気迫がみられたトライ。ゴールライン上のスタンドで見ていてトライの瞬間は小さくガッツポーズ。それにしても最後まであきらめずに絡んできたのは明治の選手は箸本君いい選手ですね。今年の早稲田の斎藤主将を見てるよう。来年は明治怖いと感じたシーンでもありました。
・勝利の確信。
・日本一を決定づけるトライ。4年生がとったということがうれしかった。
・まさに明治の息の根を止めるトライ。早稲田の勝利を確信しました。

■大学選手権決勝・明治大戦 NO.8丸尾崇真選手


「チームに勢いをつける先制トライ。ショートサイドへの展開でのトライは、チームの分析の正当性を示すトライであり、12月の早明戦以降のチームの取り組みに確信を持てたのではないか。」


・明治の動きを分析した上で逆目のショートサイドに良いランナーを配して取ったデザイン通りのトライ。
・丸尾くんの新国立初トライ。盛り上がりも凄かったし写真もめちゃめちゃカッコ良かった。しかも8点目。ミスター8って呼びたい! 呼ばせて!!
・明治の出鼻を挫き、早稲田を勢いづけるトライ。本当はもう少し後で使うはずのサインだったらしいです。(ラジオで岸岡選手談)

■大学選手権決勝・明治大戦 HO森島大智選手


・FWに自信を持つ明治を完璧に押し込んで取った胸のすくトライ
・決勝はずっと景色滲んでました。
・あの明治のプライドをへし折るトライで、FW全員のトライだと思っている。
・なんとなく、これで早稲田が勝てると思ったから。
・本当は丸尾崇真から古賀由教につないで取って欲しかった。ラックからの相良昌彦の突破も惜しかった。ただ、結果的にラインアウトからモールで取れたことで明治の選手やファンに大きなダメージを与えたのも事実だし、ワセダファンとしてはこの上なく痛快な瞬間だった。


■大学選手権決勝・明治大戦 CTB長田智希選手


・今年の早大を象徴するような完璧、かつ早大らしいトライ
・次にどちらがスコアするかで試合の流れが決まるような展開と思ってました。貴重なトライ。
・点差を広げたナイストライです。アングルを変え一発で抜けた綺麗なトライでした。


■大学選手権準決勝・天理大戦 PR久保優選手


・PRの選手がランしてトライ、、インパクト大でした!岸岡選手が久保選手にトライを取らしてあげたいと思っていたとのエピソードも良いなと思いました。
・岸岡選手のパスを受けた久保選手の大学初トライ→FW・BK一体となった全員オプションのアタックが一番表れた場面かと。
・あれよあれよとすり抜け見事。ナイストライはもちろんですが、びっくりでもあり嬉しいトライでした。
・久保君の今年一年の苦労が報われた感じでうれしかった。
・菅平で惚れてしまった久保くんの公式戦初トライを生で観れたあの感動。


■大学選手権準決勝・天理大戦 WTB古賀由教選手(前半10分)


・河瀬君がずらして受けてフィフィタ君外し。
・河瀬から古賀へ。ボールをもらう前の河瀬の動きと正確で速い岸岡のパス。どちらも芸術品。
・直前までの再三のピンチをしのいだ後の先制トライ。もしも天理に先制されていたら、あの試合はどうなっていたのやら。。。その意味でも大きなトライだったと思います。
・前半9分古賀選手のファーストトライ。中野選手が復帰してきて絶対に負けられない試合、自陣での苦しい3回目のスクラムから天理ペナルティ→マイボールラインアウトで中野選手のゲイン→河瀬選手のゲイン→古賀選手の確実なランからのトライ。安定のラインアウトからのスピーディーな流れが見事でした。

■大学選手権決勝・明治大戦 FL相良昌彦選手

・一年生がトライしてグーンと盛り上がった。試合を決めたトライかもしれない。
・YoutubeでNコム山田選手のチャンネルがあるのですが80分間、ひたすら試合を観戦している選手たちの表情、言動だけを映していました。トライのたびに金君や小倉君が大はしゃぎしていたのですが相良選手のトライには金君が「あれ、7番の動きじゃないよ」と言ってたのが印象的でした。

■大学選手権準々決勝・日本大戦 WTB古賀由教選手(前半13分)

・自陣5mのスクラムから、河瀬君と古賀君で走り切ったトライ。対抗戦で、あまり華麗なバックスのトライが見れなかったが、大学選手権で変わったと思わせるトライ。選手権制覇に向けて、期待が膨らみました

■夏合宿練習試合・天理大戦 ペナルティトライ(スクラムトライ)

・前半終了間際のST(正しくはPT?)→今季初めて「スクラム、イケるじゃん」って思い感動しました。
・タレント揃いのBKに比して未整備だったFWが上位校と戦えうる事を証明し、皆がチーム戦力に確信を持つ事ができた。
・今年のFWはここから自信を持つようになったのでは。


■大学選手権決勝・明治大戦 WTB古賀由教選手

・後半最初に明治にとられた後、このタイミングで取り返したこのトライは後々まで響いた。
・明治に後半先制されて、その次に取った早稲田のトライ。明治にトライを取られても、早稲田もトライを取り返せることが確認でき、チームに落ち着きを与えたトライ。明治ボールのスクラムをターンオーバーしてのトライであることも良かった。

■大学選手権準決勝・天理大戦 WTB古賀由教選手(前半24分)


・大外、中野君が捕まったが、スイープではなく、タックラーの背中越しのオフロードを待っていた彼の判断は秀逸。

以上

inserted by FC2 system